山形県美容業生活衛生協同組合

山形県美容業生活衛生同業組合

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理事長挨拶

皆さん。こんにちは。
山形県美容組合理事長の桑原通夫です。

これまでコロナ禍の影響により、思うような組合活動も出来ずにおりますが、対外的にはいろいろありました。
就任早々、県議会の予算委員会でお話をする機会があり、コロナ禍の中で美容業界がどれだけ厳しい状況に追い込まれているか・・県議会議員の皆様に訴えてまいりました。
その後も理容組合と合同で、吉村知事に対して要望書を提出させていただきました。
そのことが功を奏したのかはわかりませんが、県も補正予算をつけてくださり、理美容業界のみならず、大きな反響がありました。これも組合という母体があってこそ出来たことです。
山形県美容組合は昭和32年10月1日に、全国でも第一番目の美容組合として誕生いたしました。同年の6月に環境衛生法という法律が成立してから、わずか4か月後のことであります。そのような先人たちの思いも受け継ぎながら、時流に沿った運営を常に意識しております。
時が流れ環境衛生法も生活衛生法と名前を変えておりますが、その法律が目指すところは資本主体の行き過ぎた過当競争を防ぐことで消費者側の安全や安心が脅かされることを防ぐことにあります。この度のコロナ禍でも、組合加盟店はいち早く感染拡大を防ぐための備えを行いました。これも公益財団法人である全国生活衛生業指導センターとのつながりがあるからです。
一サロンの力では到底太刀打ちできない問題がこれからも続きます。そんな時にこそ美容業界も組織としてまとまっていかなければならないと思います。競争ができるのも安心安全が根底にあってこそだということを忘れてはいけません。しっかりと法律を守り、業権を守り、お客様を守っていかなければお店を守ることはできません。世界に類を見ない高齢化社会に突入しつつある日本です。残念なことに山形県美容組合も会員数を大きく減らしております。組織力とは数の力でもあります。組合活動には時流に合わせて行動できる若い力が必要です。何らかの理由でまだ組合加入されていない方には是非私たちと一緒に美容業界の発展のために力をお貸しください。そして、お客様に安心安全でよりよいサービスの提供を行っていきましょう。ご加入をご検討いただきますようお願い申し上げます。

世の中は時代と共に良くなっています。
お客様のレベルも高くなり、それに応える私たち美容師も進化しています。インターネットのお陰で、地方にいても最先端の技術や理論ともタイムロスなく、接することができる世の中になりました。自分だけで秘密にできる技術など、もはやありません。どんどん地域や業界に役立てるべきです。これからの美容師の勝負は人間性そのものだと思っています。
コロナで失われた時間を取り戻すためにも新たな仲間と共に一丸となって、魅力ある組合づくりに努めたいと思いますので皆様のご支援を心よりお願い申し上げます。

理事長理事長 桑原 通夫